本当は、逃げてしまおうと思ったんです。
頑張らないで、そのまま引き下がってしまおうかと思っていたんです。

人の目も
言葉も
態度も
全てが怖くて怖くて、仕方無い時。

誰が、俺の見方になってくれるのかと思うと

自信がなかったから。

俺は一人じゃ生きていけない自信があります。
ろくに立っていられない自信があります。
誰かに手を握っていてもらわないと、
誰かが後ろに居てくれないと
俺を主張できない自信があります。

ずっと逃げ道を作って
コレを頑張る代わりに、
こっちに逃げ道
あっちに逃げ道。
そうやって行かなければ頑張れない自信があります。

だからそれでもいいんじゃないかと。
その逃げ道を必死に作る準備期間なんだと、思って。

開き直って真正面を向いた方の勝ちなのです。

震える足。
いくら、可能性が低かろうとも。
いくら、いくらバカにされようとも、
その傷は決して無駄にはならないと

思えるようになるまで
足掻いてみればいいんじゃないかと
思うのです。

やらずして後悔する傷と
踏みにじられて、グチャグチャに潰された傷跡と

残るものは後悔です。

どんな後悔も

後悔は後悔でしかない。
やらなかったことを悔やむことしかできない。

それだけ大切だったものから逃げたということです。

後悔するということは、大切なものを置いて逃げたということです。
俺は、
逃げ道を少しずつ確立しながら
騒ぎまわって
駄々をこねて
幼稚なガキのように必死に必死に必死に・・・・

少し震える足で進もうと思うのです。

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